ヒューガルデンとブルームの歴史と共通素材
ヒューガルデンは現在のベルジャンホワイトのルーツをくんだベルギーで再興された本家の生き残り?とも言える代表的な銘柄で、ブルームーンはベルジャンホワイトスタイルのビールのレシピを参考にしながら独自のアイデアを加えて作られたアメリカ合衆国で開発されたベルジャンホワイトスタイルのブランドです。
ブルームーンの創業者であるキース・ヴィラールは、ヨーロッパでベルジャンホワイトスタイルのビールを試飲し、その素晴らしさに魅了されました。彼はその風味とスタイルをアメリカに持ち帰り、独自のビールを醸造することを決意。ヴィラールは、ベルギーのホワイトビールの伝統的なレシピに基づいて、自分なりのアプローチを加えてブルームーンを作り出したそうです。
そのため、どちらの銘柄もベルジャンホワイトスタイルのビールの要素である、オレンジピール、コリアンダーシードなどを含んでおり、共通の方向性を示しながらも違った風味であるのが魅力的です。
色味の違い
比較写真を見ていただくと分かりやすいです。色が全然違います。
左がヒューガルデンで、右がブルームーンになります。
ヒューガルデンの方が明るい黄色で、ブルームーンの方が茶色のような濃い色味をしています。
これだけでも全然違いますね。
風味の違い
どちらも小麦由来のきめ細やかな優しい風味の上に、アクセントとなるコリアンダーシードやオレンジビールのスパイシーさを感じます。
個人的にはブルームーンの方が強い香りを感じるような気がしましたが、人によっては逆の場合もあります。
人によって感じる感度がちがうということなんだと思います。
舌触りの違い
ブルームーンの方がトロッとしてるような印象で、ヒューガルデンの方がスッキリしているような感じがしました。
ブルームーンの方がコリアンダーシードなどが強めなのかもしれません。
こんな感じで同じビアスタイルのものを比較しながら飲むのも楽しいですよね。
ヒューガルデンについて
■商品名:Hoegaarden(ヒューガルデン)
■スタイル:ベルジャンホワイト
■醸造所:アンハイザーブッシュインベブ
■原産国:韓国
■アルコール度数:5.0度
■内容量:330ml
■原材料:大麦麦芽、ホップ、小麦、コリアンダーシード、オレンジピール
■麦芽使用率:未記載
■IBU:未記載
■使用ポップ:未記載
■使用麦芽:未記載
■使用酵母:未記載
ちなみにヒューガルデンの原産国がベルギーではなく韓国なのは、ヒューガルデンやバドワイザーやコロナやレーベンブロイなどのブランドを傘下に収めるベルギーに本拠を置く世界最大のビール会社「アンハイザーブッシュインベブ」のアジアマーケットの製造拠点が、これまた傘下である韓国のOBビールになっているためです。
ブルームーンについて
■商品名:BLUE MOON(ブルームーン)
■スタイル:ベルジャンホワイト
■醸造所:モルソン・クアーズ・ビバレッジ・カンパニー
■原産国:ベトナム
■アルコール度数:5%以上6%未満
■内容量:330ml
■原材料:麦芽、ホップ、小麦麦芽、オーツ麦、コリアンダーシード、オレンジピール
■麦芽使用率:50%以上
■IBU:未記載
■使用ポップ:未記載
■使用麦芽:未記載
■使用酵母:未記載
BLUE MOONの原産国がアメリカではなくベトナムなのは、こちらもアジアマーケットの製造拠点がベトナムにあるからだと思われます。日本国内での独占輸入販売は白鶴が行なっています。
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