IPA本舗

仙台のIPA専門店！
お店の看板には「CRAFT BEER PRO SHOP」とも書かれていますので、IPA好きの人にはたまらないお店だと思います。

ボディの重いハイアルコールIPAが人気の中心となる、日本でも大変珍しい店。
Simtraの販売量はダントツの日本一だとか！

かといってハードルが高いわけではなく、お店のご主人にお話を聞くと色々と説明してもらえるので初心者の人でも臆することなく楽しめます。

店内の冷蔵庫に並ぶIPAの壁は圧巻！
日本のビールやアメリカのビールなどでカテゴリー分けされていて、それぞれのビールの説明書きもあります。
常時250種類以上のクラフトビールと4Tapのドラフトが楽しめます。

また、私たちが行った際には、レジで購入後、開栓料を払えば店内の奥の方で角打ちを楽しむことができました。
数日以内で飲食店の免許が降りるとのことでしたので、2024年の2月14日以降は飲食店のように料理などが楽しめるようになっているようです。

また、オーナーさんは『Simtraのようなビールを造りたい』という事で、自らファントムブルワリーを立ち上げ、外部のブルワリーさん（青森市のAomori Brew Pub／Be Easy Brewing）に委託して自らのレシピを元にビールづくりもされています。
その名も「ちきゅうブルーイング」
え？宇宙ブルーイングじゃなくてちきゅう？って思う人もいると思います。
宇宙ブルーイングはクラフトビールの世界では有名な日本のブルワリーさんで、なかなか入手が難しかったりするのですが、当時、IPA本舗さんに来店するお客さんに「宇宙はないの？」と言われることが多く、「宇宙はありません。地球のビールはあります」と言っていたのも命名のきっかけだとか（笑）
処女醸造に11％のトリプルIPAを造ったり、14％のクアッドIPAを造ったりと「狂ってる！」と言われるような醸造をしています。

■商品名：ストーン インペリアルノートリアスPOG（STONE Imperial Notorious POG
■スタイル：Imperial Berliner Weisse
■醸造所：STONE
■原産国：アメリカ・カリフォルニア
■アルコール度数：8.0度
■内容量：355ml
■原材料：麦芽、ホップ、パッションフルーツ、オレンジ、グアバ
■麦芽使用率：80%以上
■IBU：未記載
■使用ポップ：843 Hops
■使用麦芽：未記載
■使用酵母：未記載

Stoneのファン投票による限定復刻シリーズ最新版は夏の大人気商品Notorious POGをパワーアップさせたImperial版。

名前の通りPassionfruit、Orange、Guavaを加え、ホップにはStoneが出資しワシントン州ヤキマバレーで育てられている品種HBC843を使用。

鮮烈なオレンジの皮、トロピカルフルーツ感、柑橘、ハチミツ、ミモザカクテルのような印象。酸っぱいパッションフルーツの香りがガツンと来て力強い印象。それに複雑な旨みが交差します。

■商品名：Kooks Creamsicle IPA
■スタイル：IPA with Orange & Vanilla
■醸造所：Commonwealth Brewing （コモンウェルスブリューイング）
■原産国：アメリカ・バージニア州バージニアビーチ
■アルコール度数：6.5度
■内容量：355ml
■原材料：麦芽、ホップ、小麦、みかん
■麦芽使用率：50%以上
■IBU：未記載
■使用ポップ：不明
■使用麦芽：未記載
■使用酵母：未記載

オレンジとバニラ入りのビール。
飲んでみると、鼻にバニラの風味が来て、舌にオレンジが来るというなんとも不思議なIPA。

■商品名：Fibonacci Number
■スタイル：West Coast IPA
■醸造所：Aomori Brew Pub （ちきゅうブルーイングプロジェクト）
■原産国：日本
■アルコール度数：6.5度
■内容量：350ml
■原材料：麦芽（イギリス製造）、ホップ、カラギナン
■麦芽使用率：未記載
■IBU：未記載
■使用ポップ：Waimea、Talus、Cascade
■使用麦芽：Pilsner、Dextrin
■使用酵母：American Ale

▼以下、記載文言になります。
Fibonacci Numberとはフィボナッチ数列とも言い、12世紀のイタリアの数学者、フィボナッチによって提唱された数列で、「1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144、233・・・」のように、前の数字を足した数が続く数列のことです。
花びらの数はフィボナッチ数であることが多く、ユリやランは　3枚、リンゴやサクラソウは5枚、コスモスが8枚、キク科の植物が13枚、21枚、34枚と多くの花の花びらがこの数列の枚数になっています。（もちろん例外もあり）
このフィボナッチ数列にちなんで「フローラルな香り」をメインにしたウェストコーストIPAをつくりました。
使ったホップはWaimea、Talus、Cascade。まるで、お花屋さんの中でビールを飲んでいるような錯覚に陥るビールに仕上がりました。

▼以下、試飲感想になります。
香りも味もホップの甘さが濃厚なジューシー系で色もHazy IPAのように濁っています。
口あたりがどことなくふわふわしていて優しく癒される美味しいビール。

■商品名：Pitchstone
■スタイル：American Strong Ale
■醸造所：Aomori Brew Pub （ちきゅうブルーイングプロジェクト）
■原産国：日本
■アルコール度数：8.0度
■内容量：350ml
■原材料：麦芽（イギリス製造）、ホップ、カラギナン
■麦芽使用率：50%以上
■IBU：65
■使用ポップ：Columbus、Centennial
■使用麦芽：Pilsner、Dextrin
■使用酵母：American Ale

▼以下、記載文言になります。
Pitchstoneは日本語で「松脂岩」といい、松脂（まつやに）の樹脂状の光沢を持つことでこの名があります。黒曜岩に似ますが、水が多いため別のものと扱われています。火山ガラスですが、通常のガラス断口が貝殻状に割れるのと異なり、鋸状断口（ノコギリ）となっています。
ビールの世界では松脂に似た香りが「パイニー」として親しまれています。今回は、この松脂に焦点を当て、苦みとパイニーを楽しめるビールに仕上げました。華やかさは微塵もありませんが、ケトルで煮込まれたホップの苦味やダンクさ松の香りが特徴です。
「大人のビール」と呼んで差し支えない、いぶし銀な味わいを、是非お楽しみください。

▼以下、試飲感想になります。
色は先述の「Fibonacci Number」よりも透明度があります。
香りは少し酸味のある香り。
飲んでみると、「この香りからこの味なの？」って少しびっくりします。香りだけでは想像できなかったホップの風味。
モルト由来なのか、甘さのようなものも感じます。
コクと甘さのため、アルコール度数の強さをそこまで感じないのでゴクゴク飲んでしまいそう。

■商品名：めっきゃさ Mango Lager
■スタイル：Mango Lager
■醸造所：Be Easy Brewing
■原産国：日本
■アルコール度数：6.0度
■内容量：350ml
■原材料：麦芽（イギリス製造）、マンゴー、ホップ
■麦芽使用率：50%以上
■IBU：未記載
■使用ポップ：Kohatu
■使用麦芽：Pilsner、Oats、Dextrin
■使用酵母：German Lager

▼以下、試飲感想になります。
「めっきゃさ」とは津軽弁で「美味しいよ」の意味だそうです。
色は濁っています。
香りの中にほのかにマンゴーの香りがします。
マンゴービールというと、ドロドロでものすごいマンゴーの味がする、「もはやマンゴージュース」といったものもあるけれど、こちらはきちんとビールでありながら、ささやかなマンゴー風味を醸し、上品です。
これがフルーツビールの正解かもしれません（笑）

上記のようなビールを楽しめる「IPA本舗」は2024年2月14日からは飲食店としてもOPEN。

定休日 : 不定休

祝日の営業時間は日曜日に準じます。

▼HP
https://ipahonpo.com/

▼facebook
https://www.facebook.com/ipahonpo/

▼Instagram
https://www.instagram.com/ipa_honpo/

※下記の理由により、ご来店の際は事前にお店への確認をお願いいたします。
・営業時間が変更になっている可能性あり
・商品やサービスが変わっている可能性あり
・祝日や年末年始は営業していない可能性あり
・ラストオーダーは記載の営業時間よりも30～60分早い時間の可能性あり

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