島根県の江津にあるクラフトビールの醸造所。既存の設備にとらわれない、多品種・少量生産を実現できるチェストフリーザーを使用した独自の醸造方法「石見式」の産みの親の醸造所でもあります。
石見麦酒と書いて「いわみばくしゅ」と読みます。
石見麦酒のある島根県の江津市は東京から鉄道で7時間かかり、高校の地理の教科書で「東京から一番遠い街」として取り上げられたこともあるようです(本州の中で)
移動距離ではなく、移動時間で見た場合ということのようです。
そのような場所でクラフトビールを醸造している石見麦酒はとてもクリエイティブでユニークで独創的な醸造所です。
工場長の山口氏は「島根のエジソン」なんて呼ばれていたりします。
それは現在の日本のクラフトビール醸造場の10%程度が採用している「石見式」と呼ばれる醸造手法を産み出したからです。
この手法は1台何十万円とするステンレス製の発酵用タンクを使用せずに、1台5万円程度のチェストフリーザー(冷凍庫)とポリ袋で代用するといったものです。
1回につくれる量は限られますが、これによって醸造家は仕込みの回数で経験値を上げることができますし、
何より、これを複数台導入することで、初期投資をかけずに小ロット多品種のクラフトビールビジネスを始めることができることが大きなメリットです。
おおよそ10分の1の初期投資に圧縮できるというから驚きです。
また、それによって、かつてオーダービールは500リットル程度から可能になることが多かったそうですが、それを50リットルから可能にしたというのも大きな特徴といえるかと思います。
詳しくは、今井出版さんから発売されている「石見式スモールビジネス論」をご覧ください。
彩のある多品種クラフトビールはオンラインショップからの購入も可能です。
http://shop.iwami-bakushu.com/
2024年に工場を移転し、現在はJR波子駅の駅舎を丸ごと使用した「波子駅醸造所」でビール作りが行われています。
現在はは350リットルのタンク4機と、チェストフリーザー20機!で醸造が行われています。
工場に直接行ってもビールを購入いただけます。
・Instagram
https://www.instagram.com/iwami_bakushu/
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