「TAP ROOM 99」は、千葉県山武市にあるクラフトビールの醸造所「KANKIKU BREWERY」の直営店です。「KANKIKU BREWERY」のボトルビールは熱処理が施されていますが、こちらのタップルームでは一部のビールを「生」で飲むことができます。
タップ数は12個で、飲み放題のプランあり!自社ビールだけでなくゲストビールもお楽しみいただけます。
醸造所のある九十九里の食材を使ったビールに合う料理もおすすめです!
九十九里から千葉市へ 〜自家醸造ビールと多彩なクラフトビールの楽園〜
千葉・京成千葉駅から少し歩くと、隠れ家的な雰囲気が漂う『TAP ROOM 99』のシンプルな「99」の看板が目に留まります。
店頭の黒板には「クラフトビール飲み放題」の文字。色とりどりのビール写真に思わず吸い寄せられてしまいます。
扉を開けると九十九里オーシャンビール(KUJUKURI OCEAN)の瓶が美しくディスプレイされていて、階段を上がった先にはシンプルで洗練された空間が広がります。
店内カウンターには、12個のビールタップが並んでいます。
KANKIKU BREWERYの自家醸造ビールをはじめ、選りすぐりのゲストビールも登場する魅力的なビアバーになっています。
洗練されながらも気軽にリラックスできる空間は、サラリーマンや女性一人のお客様でも居心地が良いものとなっています。
カウンター席とテーブル席があり、明るい雰囲気で、スタッフや他のお客さんとの会話も楽しめます。
上質なクラフトビールと九十九里のフードを手軽に味わいながら穏やかな時間を過ごすことができる、まさにクラフトビールの楽園です。
『TAP ROOM 99』は千葉県九十九里のアンテナ的存在
『TAP ROOM 99』は、千葉県山武市にあるKANKIKU BREWERYの直営店として2024年9月に千葉市にオープンしました。
千葉県の外房に位置する九十九里地域のアンテナ的存在としての側面もあります。
▲千葉県山武市にあるKANKIKU BREWERYの工場入口の外観
ビールに合う九十九里の特色を生かしたフードメニューの数々は、九十九里のレストランや近隣から仕入れたものをアレンジして提供しています。
(九十九里方面では隠れ家的レストランで有名な『tacachette』さんや『USHIMARU』さんなど)
レストラン運営はKANKIKU BREWERYとしてのは初めての試みでした。
調理経験も浅かったため、地域の飲食店に相談したところ沢山の食材を分けて頂けることになったためそのようなフード提供の形になりました。
これは地域の魅力を発信することにつながっています。
この手法は「地方創生」の一環としても新しく、九十九里エリアや山武市の魅力を発信するためのアンテナ的試みとしても面白いものとなっています。
『TAP ROOM 99』の魅惑のフードメニュー
『TAP ROOM 99』では九十九里ビーフのステーキや生ハム、地元野菜を使ったバーニャカウダーやピクルス、落花生の季節にはゆで落花生など、地元の素材を活かしたレストランのメニューが豊富にあります。
▲ピンクのポテサラが乗ったプレート
『ピンクのポテサラ』は、ビーツが入っていて風味良くクリーミーで、まさにポテサラを超えるポテサラ。
これが九十九里のレストランを飛び出して千葉駅方面でビールと共に食べられるのは幸せです。
▲色鮮やかなカラフルピクルス
カラフルピクルスは、九十九里海岸沿いにある農園レストランよりご提供されたもの。
ビールにちょうど良い甘味と酸味があり、歯触りの良い野菜は、レンコンやニンジン、ビーツやパプリカ。
また、九十九里はハマグリが有名ですが、九十九里の海を思い浮かべながら潮の風味を感じていただけるハマグリの酒蒸しもおすすめです。
(『KANKIKU BREWERY』の母体である『寒菊銘醸』の佐瀬代表が自ら仕入れにいっているというハマグリだとか)
店内で作られているフードもあり、ピザ窯を用いて400度の高温で焼き上げるピザもパリっとした自慢の一品となっています。
『TAP ROOM 99』のビール
『TAP ROOM 99』には12のビールタップがあります。
KANKIKU BREWERYでは、より多くのお客様に安定したビールを提供することを目的として、熱殺菌処理をしたビールを瓶で販売していますが、このうちの2つの銘柄を『TAP ROOM 99』でのみ「生」で飲むことができます。
ビール好きであれば、ここは絶対押さえておきたいところです。
▲KANKIKU BREWERY製造の7種を特別に飲み比べさせていただいた時の様子
①PILSNER
ピルスナーらしい飲みやすさです。飲んだ瞬間ふわりとホップと麦の香りが鼻を抜けていきます。「風」を想像できる爽やかさです。
②RISING PILSNER
『TAP ROOM 99』でのみ「生」で飲むことができる一つ。
飲みごたえのある濃い味わいです。
③PALE ALE(使用ホップ:シトラ)
薄めの色合いの喉ごしが良いタイプ。酸味がアクセント。喉を通る時の香りがブワーっと来て、ビール好きには幸福感いっぱいの風味です。
④PALE ALE(使用ホップ:モザイクエルドラド)
『TAP ROOM 99』でのみ「生」で飲むことができる一つ。
コクがあり、しっかりした麦を感じられるようなパーフェクト感あふれるビール。
⑤IPA
フルーティーな香りと味わい。ホップのフルーティーさが際立った爽快感があります。
⑥STOUT
黒ビール。色は黒ですがライトな香り。チョコレートのような味わいでまるでカクテルを飲んでいるかのよう。爽やかな酸味がスイーツみたいです。
⑦WEIZEN
ライトでビールが苦手感がある人にも試せそうな一品。軽くて甘さがあり、ジンジャーエールを想像させます。
★12タップのうち、ゲストビールタップや、コラボビール、寒菊銘醸で作られた日本酒なども入ります。
内容が日によって変わることがあるので、Instagramなどで確認してください。
思いがけないビールとの出会いもあるかもしれません。
★ビールに加えて、スコットランド産のジンを使用したジントニックや、常陸野ウイスキーも取り扱いしています。お酒と美味しい物が好きなオーナーのこだわりを伺えるお酒が揃っています。
クラフトビールの飲み放題プラン
色んなクラフトビールを気軽に飲んでみたい!という方のために、新しい飲み放題プランがお勧めとなっています。
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★自社ビール90分飲み放題:2,420円(2024年11月現在)
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その他、フード5品コースなども用意されています。
美味しさとオシャレ感が詰まったブルーパブですが、まだまだ伸びしろが楽しみなお店となっています。
Instagramを登録すると、情報がこまめに営業時間やビール・フードの情報が入ります。
ストーリーズなどの速報もファン必見です!
↓
https://www.instagram.com/taproom99/
KANKIKU BREWERY(寒菊銘醸)のビアスポットのページではインタビューを掲載させていただいています。
▼ぜひそちらもご覧ください!
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