下北沢でクラフトビールと料理を提供してい老舗のビアバーです。
豊富な種類のビールは自社ブルワリーの栃木県下野市のうしとらブルワリーで醸造しています。
ビアバー うしとら 壱号店では当初、国内外から厳選したクラフトビールを樽生で提供していたそうです。
2014年に栃木県下野市にうしとらブルワリーをオープンし、今では全種類が自社ビール!
タップ数はリアルエール を含めて30種類!
種類が充実していてどれも飲んでみたい。
150ml、260ml、470mlの3サイズから量が選べるのはありがたいです。
リアルエールとは?
イギリス発祥の伝統的な製法に基づいたビールの製法。
通常のビールは発酵後、大きなタンクで熟成後、樽に詰めます。
樽から炭酸ガスで押し出して提供します。
リアルエールは発酵後、樽に詰めて樽ごとのコンディションを整えながら熟成させます。
樽から空気圧を使ったハンドポンプで汲み上げて(井戸のような原理)提供します。
炭酸がほとんどないのが大きな特徴です。
ビアスタイルではなく製造方法なので一言でリアルエールと言っても色々なスタイルがあります。
ビアバー うしとら 壱号店にはリアルエール用のハンドポンプが3つあります。
この日のリアルエールは2種類でした。
スタンダードなものが分かりやすそうなのでゴールデンエールを選びました。
量は一番少ない150mlで。
#809 センテニアル・エッジ〜Real Ale ver.〜
泡はかなり少なめ、液体を楽しむビールです。
ドキドキしながら、初リアルエール!
美味い!炭酸が無いビールってピンときてなかったのが、実際飲むとこういうことなんだと感覚で理解出来ました。
ビールの液体部分って炭酸によるキレと喉越しがありますよね。
それが無いので、優しくするっと身体に入っていく。
炭酸の刺激がない分、ビールの味そのものが素直に味わえます。
ちょこっとマニアックなお話を。
こちらのセンテニアル・エッジですがビアスタイルはSMaSH Golden Aleといいます。
スマッシュとはSingle Malt and Single Hopの略でホップとモルトをそれぞれ1種類しか使用していないということ。
CentennialホップとPilsnerモルトという、バランスがよく癖のない材料をシンプルに使用しているそうです。
美味しかったのでもう1種類も注文。
#760 13年目の浮気~MALTMAN~〜Real Ale ver.〜
こちらは茅ヶ崎のBeer Cafe HOPMAN(ビアカフェ ホップマン)との13周年記念ビールです。
だけど、サブタイトルがHOPMANではなくMOLTMAN。
これには理由があってHOP大好きなHOPMANが、ビターというモルトにフィーチャーしたビールを造るという意味だそうです。
ホップから「馬鹿いってんじゃないわ~♪」と歌われちゃうかも。
スタイルはOrdinary Bitter(オーディナリービター)で、イギリスではスタンダードな伝統的ビールです。
直訳すると普通のビター。
ビターとはビターエールのことで、すごく簡単に言うとイギリスのペールエールです。
苦味はあまり強くないです。なのになぜビターという名前なのかは別の機会に。
本場のパブではハンドポンプで提供されることが多いのでリアルエールで飲むのにぴったり。
炭酸有りのビールも飲んでみました。
#799 手搾りグアバオレ
スタイルはFruit Milkshake Sour IPA(フルーツ ミルクシェイク サワー アイピーエー)
ミルクシェイクIPAとは乳糖やバニラビーンズを使用した甘いIPAのことで、アメリカのニューイングランド地方が発祥。
サワーエールとはビール酵母以外の「野生酵母」や「乳酸菌」などを併用して酸味を出しているのが特徴のビールです。
甘みと酸味にグァバのフルーティーさが合う!泡はきめ細かく、まろやかなとろみと甘酸っぱさが良い感じです。
ハッピーアワーもやっています。
第2、第4の金・土・日にはロスしたビールを使った「月②の麦酒Curry」があります。
毎回味や材料が変わる一期一会のカレーです。
ランチも食べられます。黒板のメニューは日によって変わるそう。
徒歩6分の場所にうしとら 弐号店もあります。
渋谷にもうしとらSTANDという3号店があります。
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・営業時間が変更になっている可能性あり
・商品やサービスが変わっている可能性あり
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